LONGINのジグを開発するにあたり、当初はキャスティング専用のジグと岸壁ジギング専用のジグを分けて2種類のジグを同時に完成することを目標にスタートした。
伊藤は、キャスティング専用のジグは過去に2種類開発した経験があったので、今までの開発経験にプラスアルファする新しい要素を見つけ出せれば開発にさほど時間はかからないだろうという思いから後回しにし、まずは開発経験が無い岸壁ジギング用のジグから手を付けることにした。


「とりあえず、改めて「岸ジギ」って何?と問い直すところから開発をスタートしました」
1つ1つ原型を削り出してシリコンで型を取り、鉛を溶かし流し込んでサンプルを作って釣りにでかける日々が始まった。水辺にヤスリを持ち込んで現場で少しずつ削りながら泳ぎの変化を確認し作業場に戻り、また新たな原型を作り直すことを続けること8カ月。
失敗サンプルを作るごとに必要な機能を1つ1つ理解しながら、さらに作りこみ、気が付けば1つのジグを作るために30種類以上のプロトサンプルの原型とシリコン型が積み上げられていった(ちなみに、テスト用に作った手削りのブランクは300本以上にも及んだ)。これら失敗ルアーの積み重ねを経て完成したのがLONGIN製ジグ『グリード』だ。





テストでは岸ジギ、キャスティングともに徹底的に検証が行われた。あらゆるシチュエーションに対応しているので、フックを付け替えて様々な釣法を試してみていただきたい。