岸ジギというせまいカテゴリーに注目し、必要な機能を見つけ出しバランスを整えていきながら、ジグを完成させていく過程の中で、完成に近づくにつれてとても意外な事実が明らかになってきた。それは岸ジギに必要なジグの基本条件と、キャスティング用ジグに必要な基本条件が完全に一致しているということだ。
「僕は開発を始める前は、狭いエリアで短い距離(3~15m)をタテに落として巻き上げる岸ジグと、広いエリアで100m以上連投し、水深20m以上のボトムまで立体的に広く探るジグのキャスティングでは使われかたが全然違うので、当然求められる基本性能も違ってくるものだと当たり前に考えていました」


「しかし、岸ジギでブレを抑えて直線的にボトムへ落ちていく姿勢は、キャスティングゲームで連投する際に絶対条件となる飛行姿勢の安定という性能と一致しているんです。着水後素早くボトムが取れることで、広いタナを効率よく探るジグならではの凡庸性の高い機能も同時に兼ね備えることを意味するんですよね。
次に軽い引っぱりでヒラヒラと踊るように泳ぎ出すアクションは、着底後ラインのテンションを張ったと同時に広い範囲にアピールする強い泳ぎとなります。
シャクった時に必要以上に左右にスライドし過ぎないアクションは、深いレンジをリフトアンドフォールのくり返しで広く探る際にも、テールフックがついていてもテーリングが起きづらく、ストレスなく長時間快適に投げ続けられる機能となるのです。
この幸運な機能の一致を見つけ出し、納得するまでに8ヶ月もかかってしまいました」



『GREED(グリード)』という名前には貪欲、欲張り、助平根性などの意味がある。 岸ジギからキャスティングまで貪欲に幅広く、回遊魚からシーバスまで、このジグ一本で強欲なまでに狙うためのジグを表すのに相応しかったことと、それだけ幅広い機能をシンプルな形でまとめられたという伊藤の自負を込めて、この名前が付けられた。


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岸ジギでの使い方は、Webマガジンでご覧になれます。
LONGIN MAGAZINE vol.17
[2015.3.10発行]








港湾、サーフでのシーバスはもちろん、フラットフィッシュやロックフィッシュ、青物までとターゲットは広く想定。オカッパリはもちろん、オフショアでのナブラ打ちでも使ってもらいたい。